グラフィックデザイナー・作家のyouです。
「アルコールインクアートの体験会を企画しているけれど、どんな準備をしたら喜んでもらえるかな?」「ただ楽しむ方法を教えるだけで終わってしまわないか不安……」そんな悩みはありませんか?
参加者の方に「来てよかった!」「また体験したい!」と感動していただくためには、アートの技術だけでなく、『過ごす空間』と『持ち帰る瞬間の演出』にちょっとした工夫が必要です。
体験会は、ただアートを作る場所ではなく「日常を忘れて自分を癒やす時間」。参加者様が主役になれる心地いい空間づくりを大切にしています。
この記事では、講師としての経験とデザイナーとしての視点を活かした、体験会で絶対に喜ばれるおもてなしの工夫を具体的に解説します。


最初の3秒が肝心
五感で「心地いい」「おしゃれ」と感じる空間を作りましょう。
参加者様が会場に入った瞬間、最初に目にする景色がその日のワクワク感を左右します。作業テーブルの上を綺麗に整えるのはもちろん、季節のドライフラワーを飾ったり、センスの良い見本作品を美しくディスプレイしておきましょう。
教室で心掛けていることは、やってみたいと思うサンプルの具体的な見せ方やたくさんの体験者さまの作品等様々なヒントを見つつ体験することのハードルを減らします。
そして、できた作品がより美しく見えるようなディスプレイや撮影スポットを用意して
体験者さま自身で撮影できたり、アドバイスできたりする時間をもうけております。


工夫2:センス不要!「誰でも美しく仕上がる」カラー選びの工夫
「何色を使っても自由ですよ」と言われると、初心者の方はかえって迷ってしまったり、色を混ぜすぎて濁らせてしまうことがあります。
「季節の花」や「テーマ」に沿ったカラーパレットの提案
あらかじめ「春の桜セット」「夏の紫陽花セット」のように、どう組み合わせても絶対に綺麗に馴染むインクの組み合わせ(パレット)をいくつか提案してあげましょう。選ぶ楽しさは残しつつ、「失敗しない安心感」を提供できます。
「私にもできた!」という達成感が、アートを好きになる一番の原動力になります。失敗をあらかじめデザインで防いであげるのも講師の優しさです。


工夫3:「短い言葉」で伝える、風のコントロール法
ドライヤーやヒートガンの使い方は、口頭だけで「斜めから当てる」「優しく」と言ってもなかなか伝わりにくいものです。
体感してもらうための工夫
講師が目の前で一度やって見せるのはもちろん、参加者様の手の上や、最初はインクをつけない白紙の上で「これくらいの風圧だよ」と実際にドライヤーの風を当てて体感してもらう時間を1〜2分作るのがおすすめです。これで「インクが飛び散る恐怖心」が一気に消え、笑顔が増えます。
体験サンプルなどもいろいろ用意してみてもらうようにしています。
気軽に触れることで体験することに興味が出てくると思うので、あなたが楽しいと思うような作品やサンプルを掲示するといいですね。


工夫4:完成した作品をその場で「商品風」に魅せる額装
描いたばかりのペーパーをそのまま持ち帰るよりも、その場でプロっぽく仕上げてあげる工夫が一番歓声が上がります。
マット付きのフレームやパネルへの仕立て
ペーパーの中から「一番美しい部分」を一緒にスクラップ(切り出し)し、その場で用意したフレームに入れてあげましょう。枠に入った瞬間、自分の作品が売り物のような高級感を纏い、参加者様の目が輝きます。



工夫5:デザイナーが教える!「写真映え」する撮影タイムの設置
体験会の満足度をさらに引き上げるのが、最後の「撮影タイム」です。せっかく綺麗に仕上がった作品ですから、一番輝く状態で思い出に残していただきたいですよね。お部屋の照明の下ではなく、自然光の入る窓際に「撮影特設ブース」を作ってあげるのがおすすめです。
drops.designでは、作った作品を参加者様自身で好きにアレンジして撮影できる、専用の「撮影スポット」をご用意しています。
スマホなどで撮影する際は、ポートレートで撮るとふんわりとしたイメージに撮影できます。フィルタを使ってビビットに合わせると鮮やかさは一段とよくなります。
ただ、色が濃い場合は、発色が良くなりすぎるという事態に陥ることも。その場合は、細かに彩度・色の明るさなどを細かく設定し自分が見ている画像に合わせた色合いをめざすとより現実味の良い素敵な写真が撮れることでしょう。
これは、何度もたくさん様々な角度から撮ってみて一番いい位置を見つけてみましょう。


まとめ 「体験」を持ち帰ってもらうということ
体験会おもてなしチェックリスト
- [ ] ウェルカム空間にワクワクする見本が飾られているか?
- [ ] 初心者が迷わない、濁らないカラー提案ができているか?
- [ ] ドライヤーの風の強さを事前に体感してもらえたか?
- [ ] 額装や綺麗なラッピングで「特別感」を演出できたか?
- [ ] 参加者が自由にスタイリングできる撮影スポットがあるか?
体験会で本当に持ち帰ってもらうのは、作品というモノだけでなく「夢中になって楽しかった!」「心が洗われた」という素晴らしい時間そのものです。あなたならではの温かい工夫で、参加者様の心をそっと彩ってあげてくださいね。
体験の方には、この体験をただの一瞬ではなく。この時間にできた作品をいろんな方に見ていただくことで自分でも表現できる楽しさを知ってほしいからです。
残ったアートで栞を作ったり・こんなアレンジもできますよと、簡単なアトバイスもさせていただいております。
ぜひまた、何か作りたいと思った時は、自分で始めるのもいいですし、また違う楽しみを見つけてもらえたらと思っております。
次回記事・アルコールインクアートの始め方 初心者が知っておきたいやり方と注意点

drops.designでは、初めの一歩を応援しています。ホームページから楽しめるメニューを発信中です。
広告デザインやアルコールインクアートを主とした教室を運営している弊社では
デザインに興味を持つことから始まり、使用しているソフトなどどうデザインに活かしていくかのデザインの教室も行っております。
机ひとつのスペースで、パソコンを使って表現できる世界の大きさ。
今では、簡単にデザインできるcanvaなどのデザインアプリも多くなってきました。その中で同じようなデザインに埋もれないあなたらしいデザインの作り方教えていきます。
ホームページでは、様々な用途のデザイン例を閲覧できます。デザインの新しい形・新たな制作物へのお問い合わせもお気軽に。

アートの教室
drops.designでは、2歳のお子さまから80代まで、
300名以上の方がアート体験を楽しんできました。
気軽に持ち歩けるキーホルダーや会社で使えるタンブラー、飾って楽しむインテリア作品など、メニューは豊富。
季節や会場に合わせた体験を随時開催しています。
最新スケジュールや予約はホームページからご覧ください。
あなたも、色と偶然が織りなすアートの世界へ。
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